ねぇ
ねぇ

思い出のかけらに
名前をつけて保存するなら
「宝物」が一番ふさわしいと思う
そうだね 私たちが一緒に過ごした時間は
心の容量を
いっぱいに満たすほど充実してた
 ときめき色の毎日
見慣れた制服と上履き
ホワイトボードの落書き
そのすべてを置いていかなきゃいけないのかな
明日への入り口に

でもね 出会えたんだ!
素敵な天使に 卒業は終わりじゃない
これからも私たちは仲間だから 
一緒に撮った写真
おそろいのキーホルダー
それは永遠の輝き
ありがとう いつも変わらない笑顔でいてくれて

ねぇ 桜の木も
少し背が伸びたみたい
私たちの目には見えないくらい
ゆっくりなスピードだけど
でもあの大空は きっとずっと見守ってくれてたんだ

何度転んでも
私たちは最後まで歩き続けた
 放課後の廊下で
音符の羽が舞い散る
全部が積もる前に

もっとここにいられたらって、どれだけ思ったことか
でもね 触れられたんだ!
愛すべき天使に

思わず「ただいま」って言いたくなる
この場所はあの頃のまま
 メールの受信箱
○印をつけたカレンダー
音楽に感謝してる
こんなに素敵な夢に出会わせてくれたから
駅のホーム 河川敷の道
離れ離れになっても
同じ空を見上げて
私たちの歌を一緒に歌おう!
でもね 出会えたんだ!
 大好きな天使に
卒業は終わりじゃない
これからも私たちは仲間だから

「大好き」って言ってくれたら
「大大大好き」って返すから
忘れたものなんて何もない
私たちは 永遠に 一つだよ

冒頭のは、唯、澪、律、紬が最終回で梓ちゃんのために書いた『天使との出会い』。本当に泣きそうになりました。
彼女たちは、最高の青春とは何かを教えてくれたから。
勉強して大学受験する以外に目標がない年頃、誰もが操り人形みたいに、寮—食堂—教室の三点を行き来するだけ。大人になったら、会社—寮の二点往復。
そんな日々の繰り返しの中で、この軽音部の少女たちが一緒にバンドを組んで、アフタヌーンティーを楽しんで、勉強に励む姿を見ていると、まるで魂だけが彼女たちに連れられて世界一周旅行に出たみたいで、現実のことはしばらく脇に置いておけます。
時には、誰かと一緒に夢中になって何かをすること、それが幸せっていうことなんだ。
私にとって、『けいおん!』は心から憧れる生活そのものです。
学園祭、合宿、運動会、部活動、修学旅行、夏祭り、縁日、卒業旅行……
超最高!